コンサートは久しぶりにボストン時代にお会いしたTakeさんのソロピアノコンサート。バッハ、リストとそれぞれ大曲あり、そして後述する友人の日本初演あり。小ホールはペダルのダンパーの踏む音も、キチンと客席まで伝わる素晴らしい音響に、テーマのある3つの曲、そして何よりTakeさんのトークを交える、クラシックコンサートでありながら誰もが気軽に楽しめる内容でした。
個人的には友人の日本初演がとても懐かしく、タイトルの2006年7月12日ボストンのCopley Squareすぐ近くのSouth Old Churchで最初に初演したAkiさんのピアノソロ曲”PrimoVere”。
残念ながらその日の演奏の写真はなく、写真の多くは次の日の朝、いや昼?まで飲んでいた皆の写真しかないので(笑)リハーサル風景。
その時に聞いた印象と、また違った感想があり、またあれから5年が経ったのだな〜と感慨ひとしおのひとときでした。
ちなみに私はこのコンサートでは10本のトランペットのためのファンファーレの、3楽章すべて完成版のお披露目で、実はこの曲がなかったらその後の大学院進学もなかった(かも)という結構重要な分岐点だったりします。(普通の作曲科音大生であれば、自作のオーケストラ曲の録音などがあってそれを大学院入試に使うのですが、自分の在学していた大学ではオーケストラ自体がなく、生録音することが不可能でした)
あ、そういえば色んな人にお願いして結果的に本番は11人だった覚えがあります(笑)当時吹いてくれたみんなに感謝。 今では世界中で皆活躍しているトランペット奏者ばかりです。
i.inoue
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