スキップしてメイン コンテンツに移動

技術進歩


 
知らないうちに進んでいく技術。というか周りの物。

プリンターにびっくり。夏に事務所の引越し手伝いで、訳あって譲っていただいたEPSONの複合機(EP-803A)忙しさを言い訳に、そもそも楽譜しか印刷しないので放置していたのですが。。。今回はスキャンして印刷しなくてはいけないことがあるので(年賀状)接続して使ってみました。

まず驚いたのが、セットアップ。接続方法とかの説明を簡単に読むと、無線LANでパソコンにはワイヤレスですべての操作ができるらしい。ただセットアップ中に最初だけはUSBでの接続が必要云々。

あー色々ワイヤレス設定とかネットワーク設定めんどくさいんだろうな〜なんて思って身構えたら(おまけにネットワーク設定に関しては、インストールCD内の電子マニュアル参照とか書いてあって)CDを入れて、そのまま必要なものをインストールし終わったと同時に、とてもシンプルでわかりやすいセットアップの順序が提示。
そのまま、本当にただ従うだけで、セットアップ完了。スキャンも付属していたソフトできれいにスキャンでき、そして印刷に関しても付属のソフトで補正やレイアウトまででき、とても簡単。

この付属ソフトの出来にもびっくり。Macだと使えない機能があったり、そもそもソフト自体が使いにくい印象が一般的にプリンターやスキャナ、デジカメなどに付いてくる付属ソフトにあったのですが、それもなし。逆に細かな設定ができるので、便利。

今までHPのDeskjet 845cというインクジェットのプリンターを使っていて(たぶん2001年くらいの発売だろうか。意外と物持ちがよいのです)それでも当時中学の頃に使っていたプリンターに比べて、文字のかすれとかにじみ、あと乾きが早かったり格段の進歩だと思ったのですが、比べものにならない。そんな10年のプリンターの進化でした。

結構ガジェットや新しい機械系好きでチェックしているのですが、如何せんプリンターは写真は外で印刷するし、家でカラーの印刷物はなし。また学生時代は学校のプリンターを使っていたのと、Tabloidサイズの印刷機・レーザープリンターなんか買えなかったので、何も知らず。。。

唯一必要なのは「黒」のインク大量に使う楽譜。欲を言えばオケスコアなどでA3、B4サイズまで印刷出来るとうれしいのですが、まだ小さい音符が読めるのと、指揮者ではないので、A4で大丈夫!ただスピードのこともあり、黒専用でレーザープリンターも考えていたのですが、今回のプリンター速度も早い。脱帽です。長く使わせて頂きます。ただ相変わらず純正インクは高いのね(汗)

最後に先日Victorで出迎えてくれた犬。

i.inoue

コメント

  1. 最近老眼がすすんで細かい音符が見えないんだよね。
    A3対応のプリンター欲しいんだよね

    この犬本当は蓄音機とセットだよね。
    His master's voice(HMV)

    返信削除
  2. まだ見えるうちはA4で頑張ります!とはいえ、指揮では厳しいかもしれません。A3対応のプリンター高いイメージがあります。
    流石先生!実は蓄音機と一緒の写真は明日アップしようと思っていました!!もし良かったら、また明日のぞいてください!

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

Metric Modulation

あ、小難しい話であるだけじゃなく、たぶんまだ書きながら整理しているので、非常に読みにくい文章になること必死です。 (先日夜中に一時的にアップした内容を、管理人が自分のために記録、メモしておきたいのが目的なので) どうか音楽に少し興味のある方、算数好きの方、もしくは暇な方。お付き合いください。お忙しい方はすっ飛ばして、最後の写真にGO!です。 さてタイトルの"Metric Modulation"音楽用語で、結構マイナーな言葉です。Modulationっていうのは普段は転調とかに使う単語なのですが、Metricという文字が頭に付くことにより、ようはリズム上の転調=テンポチェンジの一種なのです。 専門的な説明はググっていただくことにして、簡単に書けば、普通テンポ(曲の速さは)は倍のテンポになったり、半分のテンポになったり、もしくは少し速く、少し遅くというのが一般的なのですが、基本的な速さは変えずに(要は最初に設定し、スタートさせたメトロノームは変えずに)ビートの感じ方で、テンポ表記を変えて行こう。というものです。 確かElliott Carterあたりのまだ最近に定義された言葉のはずです。よくフィールの変化などで、後記に出てくるようなシャッフルフィールなどはJAZZでよく使われるテクニックではあるのですが。 このMetric Modulationとかはアメリカの音大作曲科の入試課題で出される典型的なものの一つで、覚えている限りでも5年くらい前に、それこそElliott Carterか誰かの記念年でone night assignmentとして出されていました。ちなみに管理人の時の入試は、Stravinskyの記念年でAgonのような、Meter Change(拍子変化)を利用した曲を作るのが課題でした。(たまたま記念年なのは、入試を作っていた自分の恩師(制作者談)。もちろん学校によって出題意図は違います。ただMetric Modulationに関しては複数の音大作曲科で出題されています) 閑話休題。 先日夜中に悩んでいたのは、それこそMetric Modulationを使うつもりではなかったのに、結果的に同じような計算をしなくてはいけなくて。。。というものでした。 状況としては - 4/4で四分音符=144で曲を

自己紹介〜右欄からの続き〜

<自己紹介> (続き) - 作曲 天童よしみ「母と娘の生きる歌」作曲・編曲 (2017) 天童よしみ「歌であなたに伝えたい」作曲・編曲 (2017) - 劇伴作曲 「フロンティア(NHK BS4K)」作編曲・音楽制作(2023-) 「究極ガイド 2時間でまわる☆☆☆(NHK BS4K8K)」 作編曲・音楽制作(2023-) 「コズミックフロント(NHK BSプレミア)」作編曲・音楽制作(2021-2023) TBS「ブルーピリオド」音楽(作曲・編曲) (2021) 「コズミックフロント☆NEXT(NHK BSプレミアム)」作編曲・音楽制作(2015-2020) 「コズミックフロント(NHK BSプレミアム)」作編曲・音楽制作(2011-2015) 日本テレビ音楽ライブラリー(2012) 「霧に棲む悪魔(CX系)」音楽制作(2012) アルソアワールド2012 創立40周年記念 オーケストラ音楽作編曲(2012) BS日テレ「新説 歴史法廷 本能寺の変に異議あり!」テーマ音楽(2012) スカパー他 アニ メーション「ロボットガールズZ」音楽制作  (2012) - 作編曲 日生劇場ファミリーフェスティヴァル「アラジンクエスト」 (2024) https://famifes.nissaytheatre.or.jp/2024aladdin/ - 編曲 (敬称略) 古武道・妹尾武・藤原道山・ゴスペラーズ・北山陽一・ 中村滉己・ 藤原道山×SINSKE・天童よしみ・山内惠介・HYDE・VAMPS・坂本冬美・沢田亜矢子・ジャニーズWEST・岡幸二郎・高樹澪 ・平松愛理 ・コアラモード.・彩・辻井伸行・荒絵理子・Il Devu・シュガーシスターズ ・泰葉・ NBAバレエ団・狛江夢コンサート・音名オーケストラ×海上亞佑巳・狛江市吹奏楽団×ハロミーヤ・Bassoonable 東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、パシフィックフィルハーモニア東京、大阪交響楽団 (TV) NHK「うたコン」 (2024) NHK「名曲アルバム」《シェルブールの雨傘》(2024) BSTBS「 新時代の歌姫!丘みどり熱唱SP~演歌・ジャズ・洋楽からJ-POPまで」(2024) NHKBSP/BS4K「映画音楽はすばらしい!Ⅵ」 編曲(2024) NH

Finale 25

久しぶりのソフト関係のお話。 Finale(楽譜制作ソフト)を使い始めて15年?高校の頃に「Overture」を使い始めて楽譜ソフトデビューをかざり、その後留学先で「Finale」に移行してたぶん一番長くつかっているソフトかもしれません。 今まで「2008」や「2010」など年代でバージョンアップしていたのですが、25回目のメジャーチェンジで「Finale 25」なんだとか。まずアップデートにあたって (※Mac OS X 10.9以前のOSではお使いいただけません) の一文字が。その為これまた5年ぶり?にOSXをアップデート。色々と結局これだけで半日がかり。無事にOSXもFinale25もインストールして、、、個人的に気になった機能(Finale 2014は日本語版を少し使っていたのですが、慣れないこともあって結局Finale 2012英語版を使っていたので、ここからの新機能とご理解ください) ・臨時記号の扱いについて これはもしかしたら2014から修正されているのかもしれないのですが、、、同小節内で臨時記号が発生した場合(例:in Bbで、Aの音がAbになる)今までレイヤーが変わっても常に臨時記号が発生していたのですが(レイヤー1でもレイヤー2でもAbのフラットが二重に表記)これがなくなり、また途中でAbの音を変更したりしてもアップデートしてくれます。かなり地味ですが、これでより臨時記号の落としやミスプリが減るのでありがたいです。 ・〔移調楽器を実音でMIDI入力〕 これはこれから使ってみます(今まではSaxなど移調管でも打ち込みの際とプレイバックで異なる) ・スクロール表示とスタジオ表示時の画面上部への小節番号バー表示 これも地味に嬉しい機能。まだ楽章またぐような長い楽譜を制作していないのですが、常に小節番号がわかりやすく表示されます。 ・[注意]コピーの際の音域について 作業しているときにあれ?と思ったのですが、デフォルトで "Respect Instrument Ranges when Copying or Changing instruments" というのがオンになっています。これはFinaleが勝手に判断して音域を、コピー先の楽器の音域に合わせて変更してくれる機能です。これがオンになっ